美容の意識の高まりはせい別問わずに40代を超えた年齢から多くなっており、特に更けて見えるのだけは避けたいというニーズがあります。
その老けて見える要因として、最も相手にそのような印象を与えてしまうのが顔のたるみです。
顔のたるみは顔の皮膚が重力に負けて下に落ちることで、年齢よりも老けて見えてしまいます。
顔のたるみの原因は、紫外線による皮膚組織が壊れることが一般的な認識に多いです。
もちろん紫外線も原因の一つに挙げられるのですが、もう一つ重要なのが顔から首にかけての筋肉です。
筋肉は常に動かしていないと緩んでしまう傾向にあり、特に顔面から首の筋肉というのは胴体と違って動かす機会が少ないので緩んでしまいがちです。
特に顔のたるみの原因になる筋肉というのが、側頭筋と胸鎖乳突筋と呼ばれる部分です。
側頭筋はほほから頭蓋に伸びる筋肉であり、口を開ける動作をするときに使う部分になります。あまり聞きなれない胸鎖乳突筋は首を正面から見た時にのどぼとけがあるのですが、その横側にある部分になるのです。
これらの筋肉が衰えてしまうと、重力に筋肉が支えられなくなるので顔のたるみとして出てしまう原因になります。
たるみ改善は筋肉を鍛えるマッサージが大事
顔のたるみの原因が側頭筋と首の胸鎖乳突筋と分かったところで、この2つの筋肉が衰えを解消できれば年齢に関係なく改善できることが分かります。
その顔のたるみの解消方法として、筋肉を鍛えるためのマッサージが大事になります。
その方法としてはこめかみ部分に指の腹をあて、圧をかけながら円を描くように軽く持ち上げながら10回から30回を目安にほぐすのです。
そして親指を首の部分に抑えて、残りの指は後ろの首の骨に沿っておきます。
それから親指で軽く押しつつ、後ろの首の筋肉をほぐすように円を描くように圧をかけるだけです。
これらの筋肉ほぐしを1日3セットを目安に、最初は10回を行いなれてきたら30回を行います。
顔面と首の筋肉をほぐすことによって、顔のたるみの原因になっている衰えを解消できるので元の状態に戻りやすくなるのです。
しかし顔のたるみを直すためには、それ以外にも生活を見直す必要があります。
先に言ったとおりに紫外線もたるみを引き起こす原因になるので、外出するときには季節を問わずに保湿成分が入ったUVクリームを塗って外出することが大事です。
そして食べ物も大事で、弛みの原因は軟らかい食材を食べることで噛む回数が減っているのも要因になります。
そこで少し硬めに茹でた野菜や歯ごたえのある赤身肉を食べることで、30回以上を噛むことで顔と首の筋肉を鍛えられるのです。