年齢を重ねるごとに顔のたるみが目立ってきたという人もいるかもしれません。顔のたるみはさまざまな原因で引き起こされる症状ですが、お酒の飲み過ぎが原因となっていることもあるのです。
そこで顔のたるみを改善したいという場合、最も効果的なのは禁酒するという方法です。ですが、お酒にはストレスを解消するという効果もありますし、飲むと楽しい気分になるという人もいるでしょう。
全く飲まないようにすると逆にストレスが溜まってしまい、健康に影響が出てしまうことも考えられます。そのため禁酒せずに顔のたるみを改善したいという場合、飲酒の回数や量を減らすという方法が効果的です。
1週間に2日程度は飲まない日を作り、適度な飲酒を心掛けましょう。
また、顔に滞っている水分を流すという方法もおすすめです。マッサージや軽い運動などを行うことにより、顔に溜まった水分を下に流すことができます。
さらに、塩分を摂り過ぎないようにすることも大切です。塩分も顔のたるみの原因になるため、普段から味が濃い料理は控えるように意識しましょう。
ちなみに、塩分を過剰摂取してしまった場合、カリウムが含まれたりんごやバナナを食べるのがおすすめです。
顔のたるみを引き起こす原因
顔のたるみは飲酒によって引き起こされることがありますが、最も大きな原因は顔のむくみとなっています。
アルコールを摂取すると血管が広がって血行が改善され、血管壁からは水分が染み出していきます。
そして、体内の水分と一緒に尿として排出されるため、飲酒をすると余計に喉が渇くということです。
そのため飲酒後は水をたくさん飲みたくなることがあるでしょう。ですが、大量の水分を摂取したまま寝てしまった場合、顔に余計な水分が溜まってむくみを引き起こします。
また、塩分の高いおつまみも顔のたるみの原因になるため、気を付けるようにしましょう。塩分の高いものを食べすぎるとさらに喉が渇きやすくなりますし、むくみが悪化しやすくなるのです。
顔に溜まった水分は皮膚を垂れ下がらせてしまうため、顔のたるみを引き起こすという仕組みです。
アルコールを摂取した場合、副腎皮質ホルモンのコルチゾールが分泌されます。このホルモンには肌のハリを保つコラーゲンや、コラーゲンを結び付けるエラスチンなどの代謝を遅らせるという作用があるのです。
このような作用があるため、お酒を飲むと肌の弾力が失われてしまいますし、たるみを引き起こすと言われています。